著作権Q&A


  • 私がホームページ上で公開した小説をコピーして、自分のホームページに掲載している人がいたので注意したところ、「君のホームページには著作権を主張する表示がなかった。だから誰がどう使っても文句を言われる筋合いは無い」と言われました。この人の言っている事は正しいのでしょうか?
  • 著作権法には、『著作者人格権及び著作権の享有には、いかなる方式の履行も要しない』とあります。つまり「著作権の権利」は表示や登録がなくても存在するわけです。従って、この人の言っている事は誤りです。
  • 課題のレポート作成で、あるホームページの文章を使いたいと思ったのですが作者に連絡を取ることができません。勝手に使用すると著作権の侵害になるのでしょうか?
  • 『公表された著作物は、引用して利用することができる』とあります。引用に関しては無断で行うことができます。ただし、その部分が引用であることを明確にしておく必要があります。
  • 友達が「この曲、良かったよ」と言って、違法コピーの音楽をくれました。私が頼んだわけじゃないし、私が処罰される心配はないですよね?
  • 著作物をコピーし、無断で配付する行為は違法となっています。違法コピーだと知っていて貰うのはいけません。それに友達ならば放っておかずに注意してあげましょう。
  • TV番組を録画・編集してビデオライブラリーを作っているのですが、今度授業で使おうと思います、何か問題はありますか?
  • 教育目的であれば、この程度の使用は、問題ないと考えられます。ただし、著作者の利益を損なう可能性が考えられる場合は、著作者に連絡を取り、使用の確認をする必要があります。
  • Q4で作成した、ビデオライブラリーを使った授業が好評だったので、他の先生方にも薦めたところ、学校側でもビデオライブラリーを作ろうという話になりました。各先生方が自由に授業に使って、希望する学生には貸し出し、もしくはダビングしてあげようということです。この場合も教育目的ということで問題はありませんか?
  • 教育目的であっても、著作権者の利益を損なうような使用は認められないので、このような使い方を望まれるのであれば、著作権者の許可を得る必要があると思われます。
  • 友人と二人で協力して絵や小説を書いているのですが、友人に黙って公表しても構わないのでしょうか?
  • 『共同著作物の著作権・著作者人格権については、共同著作者全員の合意がなければ権利を行使する事ができない』となっており、この場合は友達にも了承を得て公表するようにしましょう。
  • 著作権者が故人となった場合、許可を得ることができないわけだし、その人が作った作品は自由に使用できるようになるのですか?
  • 著作権は財産として処分できるので、誰かが引き継いでいる可能性が有ります。著作権者が亡くなったからといって、自由に使用できる訳ではありません。著作者が死亡して50年経過した場合、その権利は消滅します。
  • インターネットでフリーソフトウエアをダウンロードしたのですが、バグがあったり使いにくい部分があったりしたため、元のプログラムに手を加えて使っています。こういった行為は、著作権の侵害にあたるのでしょうか?
  • 著作権法 第20条2項4号では、「著作物の性質並びにその利用の目的及び態様に照らしやむを得ないと認められる改変」としており、やむを得ない場合のみ、改変しても構わないことになっています。しかし、使用許諾契約書に「一切の改変を認めない」となっていれば、使用許諾契約違反として損害賠償(民法 第415条)を請求されるおそれがあります。著作権法上では問題が無くても、民法のほうで問題になる可能性があります。
  • 私のホームページから他のホームページにリンクを張りたいと考えていますが、自由にリンクを張っても問題ないでしょうか?また、私のホームページからリンクを張る際にルールがあるのでしょうか?
  • 他のホームページにリンクを張ること自体は、著作権上の複製にはあたりません。 ただし、他人のホームページを自分のホームページの一部として(フレーム等を使用して)表示する事は著作者人格権の侵害となる可能性があります。リンクを張る場合は、リンク先にメールを送り、了解を得るのがマナーです。
  • 飲み会で酔っ払った友人を撮影した際、とても面白い写真が撮れました。この写真をウェブ日記で公開したところ、仲間内では大変受けが良かったのですが、当の友人から「削除して欲しい」と言われました。友人には悪いのですが、このまま公開を続けたいと思います。この写真の著作権は、私にあるのだから法的には問題ないですよね?
  • 撮影時に友人が拒否しなかったとしても、それは撮影を黙認したというだけで写真の使用法に関しての許可を得たわけではないですよね?その場合、写真の著作権は、あなたにあっても、そこに写っている友人には肖像権という別の権利があり、その結果、友人の許可無く公表できません。(肖像権に関する法律は日本には存在しませんが、実際に裁判で認められている権利です。)
  • 最近、喫茶店を開きました。店内でお気に入りの音楽CDを流しても問題はないでしょうか?もちろん、個人所有のCDです。
  • 店内での使用というのは営利目的の使用であり、私的使用ともいえないので著作権者の許可なく使用することはできません。
  • 能や狂言等、歴史のある踊りや動きについては、その動作・作法についての著作権は、すでに消滅していると思うのですが、こういった物(ビデオ等)について規定などはありますか?
  • 踊っている人々や演技をしている人々には、実演家としての権利(氏名表示権や同一性保持権)等が認められています。この権利は著作隣接権に含まれます。
  • 建築物にも著作権があると聞きました。観光に行った時の写真撮影などで注意すべきことはありますか?
  • 営利目的での撮影は禁止されていますが、そうでなければ問題ありません。